ラノベ風?
「GOSICK Ⅱ その罪は名もなき」(48/144)
シリーズ、長編、二つ目。
一作目は幽霊船。
今回は山奥の隠された村。
名探偵少女、ヴィクトリカ。
母の冤罪は晴らすべく、
灰色狼の住む村へ。
もちろん、名助手少年、久城も一緒に。
中世のまま。
時間が止まったかのような謎の村での「夏至祭」に迷い込んだ
ヴィクトリカ、久城、その他の部外者たち。
20年前、この村の村長を殺したその罪で、追放されたというヴィクトリカの母。
母の無実を証明しようとするヴィクトリカ。
そんな中、部外者が死んだ。
もう、コテコテのミステリ。
舞台設定は完璧。
トリックもシンプル且つスマート。
登場人物たちもナイスキャラ。
本当に読みやすい。
この作品を「ラノベ」と捉えるかどうかは読者次第。
ちなみに僕の認識は
ラノベ風ミステリ
ラノベでありがちな過剰な説明がない。
あえてラノベを装った桜庭の「遊び」心が楽しい一作。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
GOSICK II ゴシック・ その罪は名もなき (角川文庫)
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/11/25
- メディア: 文庫
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