趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

圧倒的なトリックに・・・

「聖女の救済」(79/144)  
 
 
湯川「ガリレオ」シリーズ。
  
探偵ガリレオ
予知夢
容疑者xの献身
ガリレオの苦悩
そして、
この作品です。
 
こんなトリック、読んだことない。
もう、なんというか、
この解決を読んだ時、深い感動を覚えました。
感動です。
トリックに対してこれほどの感動があるなんて、
空前絶後ではないでしょうか。
 
 
資産家の男が毒殺された。
 
離婚を切り出されたばかりの、その妻。
その妻の助手でありながら、その妻の夫と不倫をしている女。
そして、
自殺した、男の前のカノジョ。
 
内海、草薙、そして湯川の前に立ちはだかる壁。
どうやって、毒を…
そして、なぜ、彼女が…
 
いや、凄い。
このトリックは凄すぎる。
東野圭吾は、やはり、凄すぎる。
 
必読です。
絶対、読むべき。
シリーズを前から読まなくても大丈夫。
xとはまた一味違った、哀しみのミステリの傑作です。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

聖女の救済 (文春文庫)

聖女の救済 (文春文庫)

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(20101021-20111020.159/144)
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