映画館に行こ
「キネマの神様」(109/144)
まず、アドバイス
映画好きな人ならば絶対に(!)見ている作品なので良いのですが
この小説を読む前には
やはり「フィールド・オブ・ドリームス」を見ておくべきです
映画にまつわる物語
名画座、中学生のころは毎週行ってました
僕のお気に入りは東銀座と後楽園
700円で2〜3本見れる!
僕が生涯で一番好きな映画とは
名画座で出会いましたから
必然的に思い入れ度アップです
で、とってもハートウォームな物語
涙が滲むこと、必至
新旧取り混ぜて
映画の名作が出てきます
さすが、今、話題の作家、原田マハ
アニメの「時かけ」をもってくるなんて
イカしてます
主人公の父の映画に対する思いが
娘を映画の世界に引き戻し
それをきかっけに始まった父のブログが世界をかけめぐります
そして、風前の灯の名画座に奇跡がおこるのです…
展開的には「よくある」系なのですが
そんなことを感じさせない「映画への愛」の大きさ!
デフォルメされた登場人物たちも
この愛の大きさの前では適切な設定かと
映画はレンタルで、という人には
この作品の「肝」は伝わらないかもしれませんが
これをきっかけに
レンタルをやめて映画館に足を運ぶようになってもらえたら嬉しいです
そしたら、もっともっと、本作品、楽しめるはずです
さ、映画の神様に、会いに行こうかな
優しい気持になれる一冊でした
オススメですよ、映画好きじゃない人にもwww
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 原田マハ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: 文庫
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