趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

難しい、と言う前に

「SOSの猿」(30/144) 
 
 
解説で伊坂の「第二期」の存在を知りました
称して『肩すかしもの』
 
いいじゃん
い〜いじゃん!
第二期、いいじゃんっ
 
「あるキング」を読んだ時も思ったのですが
本先品も読みながら不安になります
なぜ不安に……
難解だから?
難解にみえるから?
容易じゃないから?
オチが見えないから?
エンタテイメントじゃないから?
 
孫悟空が出てきます
いきなりあの、猿の、中国の、マチャアキが演じた孫悟空です
その孫悟空の意味、登場の「理屈」を
求める読書も、当然ながら否定はしません
でも、それだけが読書じゃないとも思います
とりあえず、難しいと思う前に
何の未練もなく受け入れてみる読書
なかなか出来るものじゃ〜ありません
でも、伊坂は
私のような未熟な読者にでも
無条件に受け入れられるような環境を
本作品で実現させています
 
いや〜面白い
超面白い
文章を読む楽しみ、最大限
読書好きならば、マストなのでは
主人公の設定の妙
遠藤二郎の「副職」悪魔祓い……だって
もう、読むしかないでしょ!!!
伊坂、信じるべき
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

SOSの猿 (中公文庫)

SOSの猿 (中公文庫)

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