その翼は、折れていないかい?
「麒麟の翼」(49/144)
神田で飲んだくれると
気候が良い時は
のんびり歩いて帰ります
その時は、必ず、この麒麟の前を通ります
24時過ぎのお江戸・日本橋は
ホント、人気が無くて、気持ちが良いです、ほぼ独占状態
もちろん麒麟クンともマンツーマン
そんな麒麟の下の死体から始まるこの作品
加賀恭一郎シリーズ「新参者」の続きです
まさか翼の意味が……
ここまでくると、狭義のミステリではないでしょう
でも、この物語の流れを緩急自在にあやつるテクニック
まさにミステリ!
東野じゃなきゃ、成立しないでしょう
今回は日本橋界隈を中心に
人形町、そして京橋界隈まで
加賀が歩き回ります
七福神巡りから導き出される真実
あ、これ、ミスリードを狙っているな……と思わせつつ
その先の先のミスリードを誘発するトリック
う〜む、飽きない
そう、不思議な緊張感が支配しているんです
この麒麟は、どこを向いているのでしょうか?
次、会った時に、確認してみますね
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/03
- メディア: ハードカバー
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