趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

高貴な猫(と子供)の物語

「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(80/144)  
  
 
ミュージカル「キャッツ」でも謳っています
猫は人の上に在る生き物なのです
 
動物モノは苦手なのですが
万城目の動物モノならば
きっと、何かが、違うはずだと思い読みました
で、その通り!!!!!!
 
かのこは小学一年生の女の子
マドレーヌ夫人は犬と会話が出来るバイリンガル
この二人(匹?)が主人公なのですが
この二人のやり取りで展開していかないのがポイント
 
この二人を取り巻く猫、犬&人が織りなす
ささやかだけど
当事者にとってはマヂで重大なストーリーが
ホントに微笑ましいんです
地下鉄で読みながら、終始微笑み(じゃなくてキモイ笑いかも……)
 
通常、子供と動物の取り合わせは「卑怯」ですが 
本作品は違います
ささやかなスペクタクル
ちょとしたサスペンス
そして、実はリアル
 
猫好きな人は必読だと思います
 
猫好きじゃない人も
短い作品なので
ちょっと優しい気分に浸りたい時には……
読んじゃってください
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ
(20111021-20121120.166/144)
(20101021-20101120.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)