高貴な猫(と子供)の物語
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(80/144)
ミュージカル「キャッツ」でも謳っています
猫は人の上に在る生き物なのです
動物モノは苦手なのですが
万城目の動物モノならば
きっと、何かが、違うはずだと思い読みました
で、その通り!!!!!!
かのこは小学一年生の女の子
マドレーヌ夫人は犬と会話が出来るバイリンガル猫
この二人(匹?)が主人公なのですが
この二人のやり取りで展開していかないのがポイント
この二人を取り巻く猫、犬&人が織りなす
ささやかだけど
当事者にとってはマヂで重大なストーリーが
ホントに微笑ましいんです
地下鉄で読みながら、終始微笑み(じゃなくてキモイ笑いかも……)
通常、子供と動物の取り合わせは「卑怯」ですが
本作品は違います
ささやかなスペクタクル
ちょとしたサスペンス
そして、実はリアル
猫好きな人は必読だと思います
猫好きじゃない人も
短い作品なので
ちょっと優しい気分に浸りたい時には……
読んじゃってください
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/01/25
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