来年、必ず登るぞ!
「通天閣」(17/144)
人生を半ば捨てたオジサンの話と
意外と軽く男に捨てられた女の話が
交互に進む
二人とも、まあ、運が悪いというか
適当に頑張ってる姿が切ない
その二人の周りに様々な登場人物が登場する
僕のお気に入りはママ
話していることばの8割が「息」
何を話しているのか、理解出来るか出来ないか
そんなママがなぜママなのか
その不条理が刺さりました
最後の男の絶叫の意味は
読む人にとって様々でしょう
僕は「解放」と受け取りました
単純です
大きな声を出すと、何かが壊れて、外に出れるんです
ママの言葉と一緒
言葉は意味を越えることがあるんです
そんな勇気をもらえる作品です
よし、登ろう!
(20161021-20171020.162/144)
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