趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

24年の時を超えて

「霧越邸殺人事件・上」(94/144) 
「霧越邸殺人事件・下」(95/144)
 
 
王道
山奥の邸宅での連続殺人
 
それを書くのが綾辻
1990年の作品
 
どこまでが本当に起っている事で
どこからが幻想の部分なのか
物語の中で発生する偶然は
どれがトリックで、どれが本当の偶然なのか
 
おなじみの仕掛け満載
見立て殺人だし
動機に関するアプローチも秀逸
 
お屋敷の住人たちのプロファイルも
実に基本に忠実
謎の人物も登場するなんて
もう、ミステリてんこ盛りの超大作
 
真正面から、悩みながらのミステリ読書
綾辻だから安心して読める
ミステリの教科書なのかも
時代を超えた「古典」として
この先、ずっとずっと、読まれていく作品でしょう
うーむ、楽しい
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから



   
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