忘れてた……が
「弔い花 長い腕Ⅲ」(96/144)
あれから4年か……
で、大切なことを忘れていました
それは
Ⅱを読んでいなかったということです
でも
面白かった
まちがいなく面白かった
ミステリは謎が解けて当たり前
その過程のカタルシスが醍醐味である
でも、時にそのルールを無視しても尚輝く強力な作品に出会う
それが、この「長い腕」シリーズなのかもしれない
たまたま、真ん中の読むのを忘れたおかげで
この作品の吸引力をより強く感じた
筋を飛ばしても何かに引きずり込まれる
この村、早瀬の呪いは理屈では処理できないパワーを持っている
人の心は恐ろしい
外から
そして内から
崩れていくと、それは、止まらない
止まったとしても
それは、ほんの気休めに過ぎない
長い腕は、どこにでもある
今も僕の頭上すぐ近くまで迫っているに違いない
それを防ぐ方法はただ一つ
背筋を伸ばして、前を見て、凛として生きていくのみ
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
※はてな年間100冊読書クラブ
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