趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2016-12-29から1日間の記事一覧

行ってみたいな、軍艦島

「海と月の迷路・上」(28/144) 「海と月の迷路・下」(29/144) 舞台は長崎の軍艦島、でしょう 時代は昭和30年代、島の最盛期の話です 5000人が密集する島は 一つの不思議な生き物のように 独自の生態系を作っています 不要な摩擦を引き起こさないように 不思…

もしも、もしも、もしも…

「高い城の男」(27/144) もしも 第二次世界大戦で 日独伊が勝利していたら… 1960年代に発表されたSFの名作です 作品の中の世界では 「もし米英が戦争に勝っていたら」作品 がヒットしているという設定の妙 現実を720度ひっくり返す なかなかこの作品の世界に…

悪意にはクールで

「依頼人は死んだ」(26/144) 葉村晶シリーズの二作目 前に四作目を読み衝撃を受け 五作目が評判なので これを機に全て読もうとして 短編集です 事件の背景にある状況が 悲しいというか、切ないというか、やりきれないというか 人間の悪い部分を 白日のもとに…

感想といわれても、ねえ

「キウイγは時計仕掛け」(25/144) 森のGシリーズ これで9作目 これだけ読んでも意味がありません Φは壊れたねΘは遊んでくれたよτになるまで待ってεに誓ってλに歯がないηなのに夢のよう目薬αで殺菌しますジグβは神ですか そして、本作キウイγは時計仕掛け 本…

本格ですから

「体育館の殺人」(24/144) 本格ミステリなので 無理やりな状況とか 強引なキャラクター設定とかでも 良いのです ま、主人公名探偵のヲタクなフレーズは ちょっと邪魔でしたけど(笑) とある放課後 高校の体育館で殺人が 状況は、よくよく考えると密室 様々…

このお母さん、最高

「だから荒野」(23/144) 簡単に言ってしまえば 壊れた家族の物語 自分の誕生日を旦那と長男に「侮辱」された母が 車で突然家出する話です ドラマ化されていたとは知りませんでした 両親と長男、次男の四人家族 まあ、全員、平凡だし それぞれ悪い部分を持っ…