暑さを楽しみに変える夏の長編:その2
「LIMIT<2>」(128/122)
二巻目、舞台は2025年、上海がメインに。
都市、
都市の影に追いやられた特区、
そしてサイバーシティ。
社会的に認められた人、
存在すら否定されている人、
生物的には人間ではないが電子的には人間と思い込まれている人。
さあ、この物語はどこに行く、、、
サイバーテロリスト、じゃなくて反体制活動家が
偶然にも掴んでしまった極秘事項を抹消するため、
殺し屋は上海を駆け抜ける。
重厚なアクションシーンの連続は、
読者の脳内までをも猛暑状態にもっていく。
そして、その秘密の先は、、、アフリカ!?
時同じくして宇宙旅行を楽しんでいる世界の大富豪達の、
今後の地球を支配していこうとしている「思惑」と、
アフリカ、、、
全くわからん。
1,200ページ読んでもお先真っ暗。
なんて贅沢な読書なんだろうか!
本巻のラストでは、
狙撃され怪我を負ったために宇宙旅行に参加できなくなった、
パルスタインを取り巻く陰謀の一端が見えてくる。。。
おおお、夏ならではの、大型読書、まだまだ堪能します。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: フランクシェッツィング,北川和代
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/06/30
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)