鳥といっても、貴族じゃないよ
「リボン」(104/144)
おばあちゃんの頭の上で
鳥の卵を孵化させる話からはじまるなんて…
もう、ずるい
卑怯だよ
だって、それ、もう良い作品決定フラグでしょ
そんな突拍子もない物語は
孵化したオカメインコを中心に進んでいきます
さまざまな人間に出会うオカメインコ
犬でもない
猫でもない
爬虫類でもない、鳥だ
鳥は飛んでいく
その瞬間、人間は絶望する
自分に出来ない事を軽々とやってのける鳥という存在に比べて
自分はなんて価値の無いモノなのかと
でも、その絶望を
希望に変えることが出来る
ほんと簡単に
その気付きをくれる一冊だと思います
僕は動物が苦手なので
動物を飼いたいと思ったことはないけれど
鳥ならば、いいかな
と思いました
だって、飼う・飼われるという関係じゃないような気がするから
秀作
元気が出ますよ、これ読むと
画家と編集者のエピソードは白眉
※はてな年間100冊読書クラブ
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