名作は深く、そして怖く
「ソラリス」(117/144)
読み続けられる名作の貫禄十分
正直、貫禄負けしてしまいました
気合い入れて読まないと
作品の力に押し潰されますね
SFの名作
1961年に書かれたのに
そんなに古い感じがしない
というか、時の流れが感じられない不思議な雰囲気
これが名作の力なのか
簡単に言えば
惑星ソラリスに存在する
生命体の人間のコンタクトの話
ま、中身は難解と言えばそうだし
未知なモノの描写なので
それを表現しようとする記述も未知なのは当然でしょう
正直、読んでいて「意味」をロストしてしまう
恥ずかしいけど
僕には、それを緻密に見つけ出す能力は無かったようです
でも、好奇心は震えっぱなし!
特にソラリスに関する学問に関するパートなんかは
実にSFっぽくてワクワクしました
全くのウソを
いかにリアルに見せるか
真剣なウソは
いつしか真実になるかもしれない
この作者の仕掛けは素敵でした
それにしても
本当にこんな生命体
いや生命体という言葉自体が陳腐なので
こんなコトが存在したら
地球にいる人間たちは…
全員、発狂しちゃうんじゃないのかな…
怖い…怖い…
(20131021-20141020.164/144)
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