有名人満載の新シリーズ
「書楼弔堂 破暁」(54/144)
舞台は明治20年代
とある本屋が舞台です
その本屋、来る人に読むべき本を与えてくれる
不思議な本屋
本は墓のようなもの、がコンセプトですから
そこに訪れる人たちは
後の有名人ばかり
なるほど、ここで会得したことで
将来成功して行くのか、という歴史ミステリ風の楽しみもあります
ジョン万次郎が登場したのも
結構、嬉しかったかも
でも、それはあくまでもオマケ
やはり
書物と人との関係というか
本に込められた「念」の強さというか
そういう妖しい世界観が
やっぱたまりません
本作品は6つの中編を収録しています
主人公・高遠の
情けないというか
時代に翻弄されて立ち位置がなくなってしまった切ない感じ
各編に登場する「有名人」
いい感じで、心にしみます
やっぱ、読書、最高です
(20151021-20161020.166/144)
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
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(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)