ジェットコースター的警察小説
「人質」(154/144)
北海道警察シリーズ
飛ばしたの、取り戻しました
そして昨日の憂いに続きます
さて、本作、小島が人質となります
場所はオシャレなワインバー
そこで行われる小さなピアノのライブ
その会場に現れた二人
強姦の冤罪で四年間服役していた男とその支持者
犯人の要求は
冤罪に対する謝罪の要求
その相手は、ピアニストの父である元富山県警本部長
彼はバリバリのキャリア
そう簡単に謝るわけがない…
がしかし、思わぬ偶然が
事件をミスリードしていきそうになる
このバーの店長は
北海道が地元の有力代議士の娘だった
ネタは読んでいればバレます
そんなに複雑な仕掛けはありません
伏線も、実に伏線らしいです
そこはあまり気にしないでください
本作は真相がバレていくテンポの良さを楽しんでもらうべきかと
物語のラインが一つにぶつかった時の爽快感を
シンプルに楽しんでください
ジェットコースター的警察小説、面白いですよ
(20131021-20141020.164/144)
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