難解だぜい
「オブ・ザ・ベースボール」(93/144)
いや〜、久しぶりに、難しかった
芥川賞作家、円城の頭脳に近づくには
まだまだ修行が足りないようだ
表題作、物凄い話です
人が降ってくる町にいる
レスキュー隊員の話し
とにかく理由はない
とりあえず人が降ってくる
一応、その理由を究明している人達はいるようだ
それだけ
レスキュー隊員は
ユニフォームとバットを身につけている
なぜなのか?
そこを追求しても意味がないような気がする
とにかく難解だ
普通に「意味」を求める読書ではないのだろう
そもそも意味とはなんなのだろうか?
自分が納得したいだけの方便であるならば
自分にとっての意味は
他人にとってはとりあえずの指標にすぎず
もう一つの収録作品は
更に難解かと
たまには、こういう読書もしないとね
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 円城 塔
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/04/10
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