あーあ、終わっちゃった…
「美雪晴れ」(20/144)
「天の梯」(21/144)
全10巻の「澪サーガ」ここに完結
ラスト2は上下巻って勢いで
一気に読みました
思い返せば2年前
出版社の方から、この「みをつくし料理帖」シリーズをいただき
立て続けに第8部まで読み終わったのが2014年1月でした
そして、やっと、ゴールにたどり着きました
まさか、これほど完璧な着地が待っていたなんて…
10冊分の物語があるからこそ
整合性が取れているというか
合点がいくというか
これまでの数々の澪の実績が
この結果につながったのでしょう
良かった、良かった
この作品の特徴としては
文庫発売の期間と
物語の進展のスピードがほぼ一致しているところではないでしょうか
下記のとおり
2009年~2014年に発売されたサーガですが
文化9年から15年の六年間の物語で構成されてます
1:八朔の雪(2009年5月15日発売)
文化9年11月~文化11年1月
2:花散らしの雨(2009年10月15日発売)
文化11年3月~5月
3:想い雲(2010年3月15日発売)
文化11年6月~10月
4:今朝の春(2010年9月15日発売)
文化11年10月~12月
5:小夜しぐれ(2011年3月15日発売)
文化12年1月~5月
6:心星ひとつ(2011年8月10日発売)
文化12年6月~10月
7:夏天の虹(2012年3月15日発売)
文化12年11月~13年5月
8:残月(2013年6月15日発売)
文化13年6月~10月
9:美雪晴れ(2014年2月18日発売)
文化13年11月~14年2月
10:天の梯(2014年8月9日発売)
文化14年8月~15年(文政元年)4月
時代を超えた、このシンクロ感は
不思議な感情移入の気分を盛り上げてくれます
間違いなくこの作品の味の一つだと思います
今から読む方には
この楽しみは享受できないのですが
安心してください
それでも十分に楽しめます
で、ネタバレ必至なので
ちょっとだけ書いて終わりにしときます
久しぶりに、読後、2000%、晴れやかな気持ちになれる作品でした
で、大坂に帰る
これがあったのか…
それも先生も一緒に…
流石です
これで、小野寺との「縁」もきれいな形で切れましたね
最後の「番付」は、それから11年後なのですがニヤリですね
じっくり見ましょう
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)